向いていない人
プログラマに向いていない人
近年ではプログラミングに対する関心が高くなってきたこともあって、子供の頃からプログラミングを学ぶ機会も増えています。しかし、プログラマには向き不向きがあって、向いていない人にとっては苦痛になってしまう職業でもあるので、いくら流行しているからといって学べば誰でも目指せるというものでもないことを理解しておく方が良いでしょう。では、実際にプログラマに向いていない人の特徴とはどのようなものでしょうか。
パソコンへの興味関心がない
プログラミングには絶対に欠かすことのできないパソコンに対する興味や関心がないと、プログラミングを職業とするのはかなり難しいでしょう。少なくとも自分からやりたいと思えないとその先に進むことができませんし、ましてパソコンが苦手で克服できないような人が簡単にできることではありません。
また、プログラミングは数学的要素が多く含まれているので、数学が全くの苦手という人がプログラマになるまでにはパソコン以前の問題で相当苦労することになるでしょう。プログラミングに使用される式や計算は、高校、大学レベルの難しいものはあまりありませんが、理数系に苦手意識が強い人には向いていないと言えます。そして、プログラミングそのものへの関心がないと、やはりプログラマになるのは厳しくなります。
アプリをひとつ作るにしても努力をしてコツコツ勉強する必要があるので、興味がないと続けていくことができません。また、数学と同じく英語に対する苦手意識がある人は、プログラミングの作業がかなり大変になります。レベル的にはそれほど高くなくても、基礎的な英語力があってパソコンにミスなくタイピングができる必要があります。
プログラマに向かない人の特徴
プログラミングはかなり几帳面さが必要になる作業なので、細かい作業が面倒に感じる人は向いていないようにも思えます。しかし実は全くの逆で、面倒なことが嫌いな人の方が意外に向いています。なぜなら、プログラミングの作業は基本的に細かいので、なるべく作業が複雑で面倒なものにならないよう最短のルートを考えて、なるべく簡単にしようとするので面倒なことでも辛抱づよくできる人の方がかえって向いていない場合もあるのです。
もくもくと作業するのが苦手
プログラマの仕事はパソコンに向かってもくもくと作業する時間が多いので、孤独な作業が苦手な人には不向きです。喋らないことがストレスに感じる人はプログラミングの作業はかなり苦痛かもしれません。しかし、プログラミングはものづくりの仕事の部類になるので、新しいものや便利なものを作りたいという志がなく、ただもくもくと作業をしたいという人には不向きでしょう。